統合的データモデリング支援環境"Darwin"(2) : ツール開発におけるオブジェクト指向の実践適用について
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概要
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オブジェクト指向方法論の有効性が議論されてから久しく、現在では、実際の開発に適用した話も多く聞かれようになった。しかし、オブジェクト指向による開発への適用を考えた場合、ドキュメントの管理、作業プロセスの明確化、開発体制など、プロジェクトの運営に関する問題が存在している。今回のツールの開発に先立って、OMTをベースとした具体的な作業プロセス、ドキュメント管理などの開発手順書を作成し、全面的にオブジェクト指向による分析、設計、実装を実践適用した。本稿では、オブジェクト指向の適用事例として、OMTをベースにした実践的方法論の紹介とその問題点について述べる。開発の規模、期間および環境は、以下のとおりである。開発期間....94/4-現在開発人数....6人(プログラマー3人)適用OS....Windows3.1開発言語....VisualC++ver 1.51(MFC2.5)クラス数....122ステップ数....33K(+コメント:20K)
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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丹羽 隆
NTTデータ通信株式会社技術開発本部
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武田 和彦
NTTデータ通信株式会社技術開発本部
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郡司 賢
NTTデータ通信株式会社技術開発本部
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茅野 康臣
NTTデータ通信株式会社技術開発本部
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武田 和彦
Nttデータ通信
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