並列RDBシステムにおける通信機能の実現方式
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概要
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近年、RDBシステムに対して要求される処理性能は、処理すべきデータ量の増大に伴い、ますます高くなってきている。この要求に答えるためにRDB処理を並列化するシステムが必要とされてきている。現在報告者らが開発中の並列RDBシステムでは、データを複数のプロセッサに分割することで並列に処理を行ったり、一つの処理を実行制御プロセスとデータアクセスプロセスとでパイプライン実行することにより処理時間の短縮を図っている。この場合に各プロセス間で通信することが必須であり、RPC仮(Remote Procrdure Call)等の通常の通信機能の他に、新たな通信機能が必要となる。本稿では、上記並列RDBシステムにおいて必要となる通信機能とその実現方式に関して報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
-
鍵政 豊彦
(株)日立製作所中央研究所
-
長坂 充
(株)日立製作所IPネットワーク事業部
-
藤原 真二
(株)日立製作所中央研究所
-
正井 一夫
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
-
宮崎 光夫
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
-
宮崎 光夫
日立製作所ソフトウエア開発本部
-
長坂 充
(株)日立製作所中央研究所ソフトウェア開発本部
-
正井 一夫
日立製作所ソフトウェア開発本部
-
宮崎 光夫
(株)日立製作所ソフトウェア工場
-
藤原 真二
(株)日立製作所中央研究所ソフトウェア開発本部
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