超大容量仮想記憶システムSTS(2) : 多重ページサイズ方式の評価
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概要
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大容量仮想記憶時代の問題の一つとして, オペレーティングシステム(OS)の仮想記憶管理オーバヘッドがある。デマンドページング方式では, OSて管理するページ数が、仮想記憶量および実記憶量に比例して増大し, その管理オーバヘッドが膨大なものになる。さらに,実記憶においては,その増加と共にシステム性能が低下すると言った逆現象が危惧される。STS(Super Terabyte System)では,この解決の一方法としてページサイズの拡張によりページ数を減らす手段を採った。さらに,ジョブのメモリアクセス特性や互換性に対する実ページサイズ拡張の影響を考慮し, 複数サイズの仮想/実ページが同一システム内に共存する多重ページサイズ方式を採用した。STS実験システムを試作し仮想/実ページサイズを種々変化させ多重ページサイズ方式の実験評価をしたので,その結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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高橋 喜久雄
(株)日立製作所 中央研究所
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松田 芳樹
(株)日立製作所システム開発研究所
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鍵政 豊彦
(株)日立製作所中央研究所
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鍵政 豊彦
株式会社日立製作所ソフトウェア事業部
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森 利明
(株)日立製作所中央研究所
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森 利明
(株)日立製作所ソフトウェア事業部
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