オフィスプロセスの3層仕様記述とその処理系
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概要
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分散環境の普及に伴い,計算機化の対象領域は企業の基幹業務から個々のオフィス業務へと移行しつつある.オフィス業務はオフィスを構成する作業者,応用プログラム,応用データベース間の多様な連係により遂行される.このような連係プロセスを計算機で支援するためには,オフィスの構成要素と可能な状態を列挙し,その全ての状態遷移を形式的に記述する必要がある.しかし,オフィスの構成要素や状態は多様であり,その数は膨大である.このため,オフィスプロセスの形式的な記述は困難となり,その計算機による支援は利用者との親和性を欠いたものとなりがちである.そこで本稿は,オフィスプロセスを柔軟に記述するための3層仕様記述法とその解釈実行による応用ソフトウェアの簡易実装方法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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