グラフ理論による制約解析および手順生成
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概要
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我々は,制約指向知識コンパイラを適用した設計支援システムMCCHANICOT[1]を開発し知識(制約)を有効に利用したシステムの構築支援ならびに問題解決の効率化について取り組んできた.しかしながら現在のコンパイラの制約解析および手順生成処理では問題解決に関する知識の柔軟な記述に対して,十分な対処が困難な場合があり,検討が必要である.本稿では,このような知識(制約)の解析ならびに手順生成を容易にするために,グラフ表現の導入およびグラフ理論で用いられてきた効率的なアルゴリズムの適用について考察する.具体的には工作機械のギヤ・ユニット設計を例として説明する.なお,このような解析アルゴリズムは,与えられた問題に内在する並列性を抽出し並列処理の効率化支援に利用することも期待できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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