データ駆動型並列計算機Datarolマシンにおける手続き型言語の実行に関する研究
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概要
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データ駆動型並列計算機はプログラムに内在する全ての並列性を自然な形で抽出し,並列実行できるという利点を持つ.我々はデータ駆動型並列計算機Datarolマシンの研究開発を行なっている.今回、従来型の手続き型言語をDatarolマシン上で実行するための処理系を開発した.これにより、逐次処理用プログラムから命令レベルの並列性を抽出でき、ソフトウェア資源の有効利用が可能になる.ここではターゲット言語としてPascalを考えた.まずPascalソースプログラムを関数型言語Validにトランスレートする.関数型言語ValidはDatarolマシンをターゲットとするAlgol系シンタックスを持つ高級言語である.次にValidプログラムを既存のValidコンパイラによって,Datarolマシンの機械語にコンパイルし並列実行する.本稿ではPascalからValidへのトランスレート手法をについて述べる。2章でPascal-to-Validトランスレータについて説明し、3章で、結論を述べる.
- 1993-03-01
著者
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