プラント系統図の自動入力 : CADデータへの変換方式
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概要
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各種のプラントにおける機器や配管の保守・点検などの設備管理をコンピュータ化するためには、既存の膨大な数の系統図をコンピュータへ入力する必要がある。この入力作業を省力化するため、系統図を自動認識し、CADデータへ変換してデータベース化する系統図自動入力システムを開発している。系統図は、A3サイズの紙図面中にシンボル、接続線、文字列等の図面要素が合計約2,000個と多く、記入密度が高いため、文字がシンボルや接続線に接触または重なって描かれることがある。また、シンボルや文字の記入サイズにばらつきがある。このような特徴のある系統図の認識方式については、文献に示す方式を開発しているが、単に入力図面通り入力するのではなく、認識した後、CADデータに変換する際、シンボルや文字のサイズをできるだけ統一し、また記入要素間の接触や重なりをなくして見やすい図面にしたい要求がある。本稿では、このような要求に対応したCADデータへの変換方式について述べる。
- 1993-03-01
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