構造化文書体系を用いた見積り仕様書作成支援システム
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概要
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スプレッドシートから表を取り込んだ報告書を作成する場合や、仕様書の記述をマニュアルに書き写す場合など、作成する文書内容の一部を他の文書やアプリケーションから取り込まなければならないことがある。構造化文書体系(構造化文書とその操作技術)を用いてこのような文書の作成をシステム化することができる。論理構造に関する情報を利用して論理部品(章、節、段落や図表などに相当する)を単位とした検索、挿入、削除等を行うことが可能である。[figure]外部から内容を取り込む文書のひとつに見積り仕様書がある。各仕様に共通した記述や図表、スプレッドシート上で作成された表等を見積り仕様書に取り込む必要がある。筆者は、構造化文書体系を用いて見積り仕様書作成業務における文書処理を設計した。入力文書にあらかじめ用意された段落や図表から必要なものを選び出す「選択処理」と、選択された部分と入カスプレッドシート上で作成された表とを見積り仕様書に取り込む「流し込み処理」の2つの部分により構成されている。本稿では、この「選択処理」および「流し込み処理」に必要な文書および文書処理の設計について述べる。さらに、設計結果から構築されるシステムの評価を通して、設計の実用性を検証する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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陌間 端
富士ゼロックス(株) システム技術研究所
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門馬 敦仁
富士ゼロックス(株)研究本部ITメディア研究所
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門馬 敦仁
富士ゼロックス株式会社システム・コミュニケーション研究所
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竹岡 誠
富士ゼロックス株式会社システム・コミュニケーション研究所
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竹岡 誠
富士ゼロックス株式会社 It事業開発部
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陌間 端
富士ゼロックス株式会社システム・コミュニケーション研究所
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