LOTOSによる仕様記述の事例ベース推論に基づいた教育支援システムについて

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概要

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仕様記述言語LOTOSは、他のFDTと比較して抽象度の高い記述が可能であるなどの優れた性質をもっている。しかし、その理解性・学習性に難があると言われており、普及は十分ではない。そのため、教育支援環境の提供が急務となっている。教育支援システムは、本来、学生の状態に応じて指導を行うべきものであるが、従来のシステムでは実現されていないことが多かった。また、教授戦略は学生の指導を行う上で重要な知識であるが、その獲得は困難であるため、不十分あるいは誤りを含んだ教授戦略を用いて指導を行うことも少なくはなかった。本稿では、目標1)学習者に応じた指導目標2)教授戦略の動的獲得の2つを目標に設定して、それを実現するために、過去の指導事例を活用した、教育支援システムについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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