ソフトウェア工程管理システムIKKS(3) : 管理の標準化と階層化
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概要
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ソフトウェア開発管理においては、正確な見積りに基づく計画の立案、タイムリーな進捗の把握および計画の遅れに対する対応などがキーポイントとなる。正確な見積りを行なうためには、複数のプロジェクトに共通する要員などの情報および作業項目等の標準を設定するといった管理の標準化を図ることが考えられる。また、タイムリーな進捗の把握と計画の遅れに対する対応については、きめ細かな管理を行なうために管理情報に合わせた管理レベルの階層化を図ることが考えられる。このような観点から、「ソフトウェア工程管理システム IKKS」では、次の2つのポイントを考慮した。1.情報の共有化と標準化、2.管理レベルの階層化。本論文では、IKKSにおける上記2つのポイントの実現方法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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櫨山 淳雄
日本電気株式会社
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寺門 浩之
日本電気技術情報システム開発株式会社
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原田 勝利
日本電気株式会社
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岩崎 新一
日本電気株式会社
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東出 正裕
日本電気株式会社
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東出 正裕
日本電気株式会杜クライアントサーバソフト技術研究所
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