ソフトウェア工程管理システムIKKS(1) : システム化へのアプローチ
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概要
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今日ソフトウェア開発量の激増とユーザ要求の多様化により、ソフトウェア開発部門の管理者にとって開発作業を効率よく計画・管理するためにはかなりの経験と努力が必要となってきている。また、ソフトウェアの開発管理を行なう管理者が不足あるいはその作業に集中することができない状況が顕著になってきている。このために、プロジェクト開始時の計画が十分錬成されずに作業の見積りが甘くなったり、作業の遅れがなかなか報告されずに処置が手遅れとなり納期の遅れとなってしまうといったケースが目立ってきている。このような状況におけるソフトウェア開発管理の問題点を簡潔にまとめると次の様になる。1.開発計画が変更され易い、2.進捗の把握が難しい、3.迅速な対応がとられていない。これらの問題点を持ったソフトウェア開発管理作業は開発作業の進行に伴い計画の修正・変更が数多く発生する。しかも、対象となるプロジェクトが大きくなればなるほど変更量は多く、かつ複雑になるため、それらにうまく対処し管理するためには、ツールによるサポートが必須になってくる。そこで本論文では、ソフトウェア開発管理の進め方および開発管理のツール化を行なうに当たっての考慮事項を検討し、ソフトウェア工程管理を総合的に支援するシステムの基本概念について提案する。
- 1989-10-16
著者
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櫨山 淳雄
日本電気株式会社
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寺門 浩之
日本電気技術情報システム開発株式会社
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原田 勝利
日本電気株式会社
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岩崎 新一
日本電気株式会社
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東出 正裕
日本電気株式会社
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岡田 雄一郎
日本電気株式会社
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岡田 雄一郎
日本電気(株) ソフトウェア生産技術開発本部
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東出 正裕
日本電気株式会杜クライアントサーバソフト技術研究所
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