地図の構成要素の自動抽出の検討
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概要
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人間が図面を理解する場合に、どのような知識を使って、図面中の構成要素を抽出し、認識しているのかを解明し、それを画像処理アルゴリズムとしてどのように実現したらよいのかを研究することが望まれている。我々は、地図図面を材料にして、知識を使った画像処理の研究を行っている。地図の中には、様々な構成要素が含まれている。人間は、地図の中の各々の構成要素をどのようにして分類しているのか、その時用いる知識は何かについて整理すると共に、それを画像処理アルゴリズムとして実現したので、その実験結果について報告する。対象とした地図は、国土地理院発行の2万5千分の1の地図を8ドット/mmの精度でイメージスキャナを使って読み込んだ図1に示すデータである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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