短期大学における情報処理教育改善のためのアプローチについて
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概要
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今日の急激に変化していく情報処理技術や卒業後の学生を迎える社会のニーズ、ほどなく中学校から取り入れられる情報処理科目などに対応して、2年間の短期大学という枠組みの中でどのような時代対応の情報処理教育が可能なのかを模索している。現状の教育内容をより充実・強化する方策を探る方法として、教師側からのアプローチについてはこれまで種々の報告がなされてきたが、その方法の一つである学生側からのアプローチも重要であると思われる。本稿では学生側からのアプローチとして、入学時の学生の意識調査および基礎コース受講後(1年終了時)の学生による自己評価結果の二つを、現状の教育内容にフィードバックすることを試みた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16