汎用CPUを用いた耐故障性マルチプロセッサSOFTの設計と評価
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概要
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本論文では、我々が開発中である耐故障性マルチプロセッサシステムSOFT(Stream Oriented Fault Tolerant architecture)[1][2]を実現するためのインターフェースチップの設計と評価を行なう。このインターフェースチップは、汎用CPUを複数用いて耐故障性マルチプロセッサシステムを構成する際、耐故障性パイプライン機能をシステムに付加するものである。その特徴は、多数決を基に時間冗長を加味することで、三重化より少ないゲート数で故障を回避できることと、パイプライン処理を行なうことでハードウェア資源を有効に使用できることである。本研究では、SOFTを構成する際のインターフェース部分をFPGAに実装し、その機能を確認して、最終的にそのASIC化を目標としている。そこで本論文では、主としてインターフェース部のFPGAへの実装について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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玉木 淳一
東洋大学工学部情報工学科
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森 秀樹
東洋大学 工学部 情報工学科
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上原 稔
東洋大学 総合情報学部
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高西 裕治
東洋大学工学部情報工学科
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玉木 淳一
東洋大学 工学部 情報工学科
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高西 裕治
東洋大学 工学部 情報工学科
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