都市VR空間における交通環境の自動生成に関する検討
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概要
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我々はこれまでにリアルタイムで高品質な3次元画像を生成できるグラフィックワークステーション(GWS)を用い、様々な都市空間をVirtual Reality(VR)の手法を用いて表現してきた。都市空間の表現においては、道路、建築物等の静的な物体を再現することが基本となるが、さらに自動車、歩行者等の動的な物体の表現が、より現実感を出すうえで重要であるといえる。そこで自動車による交通流の表現について検討を行ってきた。自動車の走行コースや信号との関係、始動、停止などについては、自動化を試みてきたが、自動車の挙動に関する細かいシミュレーションは行わなかったため本来の自動車とは異なる動きをし、VRシステムとして十分なものとはいえなかった。今回、自動車らしい動きを表現するために、その挙動に関するシミュレーションを行い、VRシステムに正確さと現実感を加えることを試みたので、その結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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