三層クライアント/サーバ・システムにおけるミドルウェアの開発 : (3)メッセージキューの実装

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概要

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今回我々は、三層クライアント/サーバモデルを採用したシステム(本システム)を開発した。本システムでは、各種ユーザ端末であるクライアントから送られた要求メッセージがサーバにより集約されてデータベースを載せたリソースマネージャに送られる。そして、返された応答メッセージが再びサーバを経由してクライアントに送り返される仕組みとなっている。一般に、プロセス間でメッセージを蓄積交換する場合にはキューが用いられるが、本システムにおいてもサーバ上のクライアント制御プロセス(エージェント)とリソースマネージャ制御プロセス(トレーダ)との間の要求メッセージと応答メッセージの蓄積交換に独自に開発したキューを用いている。本稿では、開発したキューについてその概要と構成について報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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