MIAにおけるトランザクション処理AP単体試験ツールの評価
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概要
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NTTのコンピュータ調達仕様として、NTTを中心とする7社によって規定されたMIA(Multivendor Integration Architecture)は、各ベンダの得意とする技術を有効に活用したマルチベンダシステム構築の容易化をねらいとしている。MIAの規定の考え方は、国際標準や事実上の業界標準が存在する場合には、それらを取り入れることとしている。しかし、トランザクション処理(TP)のAPIについては業界標準が存在しないため、MIAではSTDL(Structured Transaction Definition Language:構造化トランザクション定義言語)を新たに規定した。MIA-TPのAPの構造を次に示す。STDLの開発環境は各ベンダから提供されているが、各ベンダごとに環境や操作が異なっている。そこでNTTでは、開発環境のベンダフリー化、分散化をねらいとして、Unixワークステーション上でSTDLのソースプログラムの単体試験を支援するツール、STDLデバッガを開発した。本稿では、単体試験でSTDLデバッガを用いることの有効性について検証する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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