一般曲線座標系における流線作図手法

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概要

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3次元流体解析のような大規模科学技術計算において、膨大な計算結果を表示するグラフィック技術は重要な位置を占めている。流体解析では流線の表示は流れのベクトル場を把握する上で重要である。しかし、この表示アルゴリズムを詳細に記した論文は少ない。定常流の場合、粒子(質量、抗力ともに零)の軌跡は流線と一致する。一般曲線座標系に差分法を適用する境界適合法は、物理空間の曲線格子から写像空間の立方格子へ座標変換して解析を行う手法である。粒子の軌跡を計算する場合、物理空間の曲線格子では粒子近傍の格子点の検索に時間がかかると言う問題がある。本稿では、この問題を克服するために粒子の軌跡の計算を写像空間の立方格子で行い、流線を表示する方法を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-03-15

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