伝票を用いたオフィス業務構築のための枠組
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
伝票および集計表といった帳票類は、情報の作成、収集、処理、伝達、および保存を行なう道具として企業活動における重要な役割を担っている。ある調査では、本社部門(主にスタッフ機能)の業務全体の内約61%のものが帳票を用いた協調作業をおこなう業務となっている。しかしながら、これらの業務のほとんどはシステム化されていないのが現状である。その主な要因として以下の埋由が考えられる。・業務の種類が膨大で、開発ゴストが増大する。・業務の変更が頻繁に発生する。・単位業務が個人のスキルと密着しており、その内容は本人しか把握していない。こうした問題を解決するために、業務担当者自身が業務の手順を記述し、実行できるシステムを作成している。本稿では、伝票業務作成の枠組を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
-
津田 和幸
日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所
-
横内 寛文
日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所
-
工藤 道冶
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
-
工藤 道冶
日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所
関連論文
- 伝票処理アプリケーション構築環境におけるオブジェクト指向フレームワークの適用
- 伝票を用いたグループワーク構築環境の実装と業務構築における評価
- 帳票処理システムとそのアプリケーションモデル
- 伝票を用いたオフィス業務の機能要素の分析と構成法
- 伝票を用いたオフィス業務構築のための枠組
- オフィスでの協調作業を記述するルーティング・モデルの提案
- 並列パイプライン方式データベースマシンの性能評価
- 帳票間データ処理のための記述モデルの提案と実装
- ラムダ計算
- 関数型言語の基本概念 (関数型プログラミングとその応用)
- ラムダ計算のカテゴリー論的モデルに基づいた計算体系 (関数型プログラミング)