PCを利用する多重電子決裁プログラムの一構成方法
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概要
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オフィスでは各種文書の電子化が進んでおり、事務処理用の決裁伝票なども計算機上で作成されることが多い。しかし、決裁印を押すためだけにいったん紙に打ち出さなければならない場合も多く、非常に作業効率が悪い。ディジタル署名を用いて電子的な印鑑を作成できるようにすれば、ネットワークを介して直接電子決裁文書を転送することも可能になり、ぺーパレス効果も持った電子決裁システムを構成することができる。システムを実現するにあたっては、1つの決裁文書に複数名が多重に決裁署名を施せる機能が必須であり、各人の署名鍵, 検証鍵をどのように管理するかも重要な課題となる。本稿では、実際にオフィスで利用されているPC上の勤務票作成システムを対象として、多重署名を行う電子決裁システムの構成法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
-
宮口 庄司
NTT情報通信網研究所
-
宮口 庄司
Ntt情報通信研究所
-
村田 祐一
NTT情報通信研究所
-
斉藤 泰一
NTT情報通信綱研究所
-
宮口 庄司
Ntt 情報通信網研
-
斉藤 泰一
Ntt情報通信研究所
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