高機能署名について : 署名順序が検証できる多重ディジタル署名
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電子化された文書に対する複数者間の稟議、複数者による決栽においては多重ディジタル署名が有用である。従来多重ディジタル署名として太田-岡本法[1]が提案され可換ランダム自己帰着問題に対して多重ディジタル署名が構成できることが知られている。これらの方法は署名データ量、署名検証処理量が署名者の人数に依存せず一定であるというメリットがあったが、署名した順序が検証できなかった。そこで本稿処理を非可換にするためのパラメータを導入して署名する順番を変更できないようにした多重ディジタル署名法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
関連論文
- 暗号システムの実践的研究-4-最終回 セキュリティ・システムの実現に向けて
- 暗号システムの実践的研究(3)共通鍵ブロック暗号のしくみとその応用
- 暗号システムの実践的研究-2-ディジタル署名ESIGNのしくみとその応用
- 暗号システムの実践的研究-1-暗号技術を利用したセキュリティ機能の実現
- PCを利用する多重電子決裁プログラムの一構成方法
- 暗号認証プログラムとそのメカニズム (情報セキュリティ)
- 高機能署名について : 署名順序が検証できる多重ディジタル署名