総合設備履歴管理システムのユーザーによる開発構想
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概要
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JR西日本では、21世紀を目指し、鉄道事業における抜本的な省人化と信頼度向上を実現する「新しい保全システムの構築」に向けて、平成5年度より総合的な技術開発に着手している。その基本的な考え方は、次に示す通りである。昔ながらの人手による巡回、目視主体の保守体系から、部品毎の信頼性管理により、定期的な検査業務は極力廃止すると共に、摩耗部品・劣化部品については一定の周期で一斉交換を行うシステムヘの移行を目指す。部品・装置毎に信頼度の向上・延命化を進める。交換周期の2倍程度以上の大幅な延伸を図ると共に、交換作業の省人化を実現する。更に、信頼度の一層の向上を目指し、車両・軌道・架線等の系の基本に関する機能の異常を振動や画像等により検知する、新たな総合アラームシステムを構築する。具体的には、図1に示す進め方に沿って、技術開発を推進している。[figure]
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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