テスト自動化ツールの構築

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概要

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ソフトウェアの品質を保障するためにさまざまな試みがなされているが、最も効果的な手段はプログラムのテストであろう。従来、プログラムのテスト手法に関しては、動的テスト手法が一般的に用いられてきた。つまり、多くのテストデータを用いて、実際にプログラムを実行にプログラムを実行して、その結果調べ方法である。これまでは、テスト実施者の経験に基づくアドホック的なテストを選択するが、テスト範囲を計測することによって、ソフトウェアの信頼性を定量的に評価する方法が提案され、実施されてきた。ところが、テスト実施者によりテストの内容、量、質および工数が大きく異なる。これでは、ソフトウェア全体としての信頼性が十分であるといえないばかりか、ソフトウェアの生産性の面から問題である。本稿では、プログラム仕様に基づいて客観的なテストデータを生成し、プログラムが仕様を満たしていることを検証するテスト支援システムについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1988-09-12

著者

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