スタンダードセルLSI統合レイアウトシステム(4) : 自動配線手法
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概要
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LSIの大規模化に伴ない、階層設計の手法が取り入れられるようになり、それに対応する自動配線プログラムが必要となっている。本文では、階層設計における自動配線手法について述べる。一般に階層設計を行う場合、下位ブロックをブラックボックスとして扱うとチップ面積の増大を招くことになる。これに対して本手法では下位ブロックをブラックボックスとせず、その中の配線禁止領域を避けてブロック上を二層配線で通過する事ができ、これを防いでいる。さらに自動配置手法(1)と共通の目的関数を用いることにより、人手と同等のチップ面積のレイアウトが可能である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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石井 真
ソニー株式会社 半導体事業本部
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木下 善彦
ソニー株式会社 半導体事業本部
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永原 出
ソニー株式会社 半導体事業本部
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永原 出
ソニー株式会社セミコンダクタカンパニー
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永原 出
ソニー(株)半導体事業本部
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