セミオートマティックバスルータ
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概要
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フルカスタム設計では,面積/特性に対して設計要求が厳しく,完全自動処理によるチップレベルレイアウトは困難である.今回,バス/クロック/電源等の重要配線に対して配線トポロジーのコントロールが可能な半自動処理によるバスルータを開発した.このバスルータでは,従来のトゥールでは不可能であった複雑な分岐等の処理も実現している.これをコンパクションベースの自動配線トゥールと組み合わせることにより,設計者の意図をレイアウト上に反映し,かつ面積/設計期間ともに満足できるチップレベル自動配線システムが構築できた.また,実設計に使用することで本システムの現実的な有効性を実証できた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-06-25
著者
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