プログラムスライシングを用いたソフトウェア改造支援
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概要
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プログラムの改造を行う際には、事前に改造しようとするプログラムを良く理解する必要がある。また、効率的な改造を行うために元のプログラムの再利用を考える必要がある。そのために我々は、改造を行うプログラマに対してプログラム理解のための支援とプログラム再利用のための支援をする研究を行っている。この二つの支援を行なうシステムの概要を図1に示す。このシステムはC言語プログラムを対象にしている。まず、ソースコードから変数間のデータ依存・制御依存関係を解析し、そのグラフをプログラマに提示する。さらに、プログラムスライシングを利用してプログラマに対しプログラム理解の支援を行う。プログラマとの対話によって変数間の依存グラフから機能包含グラフを作成し、これを利用してプログラム改造の支援を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
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