プログラム理解のための概念情報の表現法と抽出法
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概要
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プログラミング教育支援において、教師が作成した例題や学習者が作成したプログラムを自動的に理解する能力は不可欠である。プログラムは構文的には文字列であるが, 意味的には抽象的な概念を含んでいる。これらの概念を自動的に認織しようとする試みのひとつにプログラム理解機構を推論機構としてとらえる方法がある。この方法ではプログラムの各命令を「事実」と考え, それらを組み合わせて高いレベルの概念を理解するための知識を類論規則として与える。本稿では命令を単位とした知識とともに, 制御フローとデータフローに関する知識を採用して, より正確で, 柔軟性のある認識ルールを記述するための概念情報の表現法と抽出法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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