遊離およびエステル型ビタミンAの微量分別定量法とビタミンA両型およびカロチン負荷後に増加する血清, 乳汁および肝臓内ビタミンA両型の変化
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概要
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An improved micromethod for fractional determination of vitamin A alcohol and ester was described, in which the vitamin was extracted with petroleum ether after treatment with 1 N KOH-90% ethanol and the extract was subjected to alumina chromatography in a micro scale. Three hours after loading with vitamin A alcohol, vitamin A ester and β-carotene, respectively, in a lactating woman, the vitamin increased in serum was largely vitamin A ester, whereas vitamin A alcohol showed insignificant change, maintaining an almost constant level. The relative ratio of both types of vitamin A was practically constant in each portion of the milk excreted and in each time of the day. After orally loading with 33.3 mg vitamin A alcohol or vitamin A ester once, the rise in the vitamin level in milk was highest after 6 hours in the case of vitamin A alcohol and 4 hours in the case of vitamin A ester, thereafter falling gradually. Whichever type of the vitamin was loaded, it was always vitamin A ester level that rose markedly, whereas the rise of vitamin A alcohol level was insignificant. After orally administering once 1000 μg of vitamin A ester or A alcohol or 2000 μg of β-carotene to rats, the vitamin increased in the liver which was removed after 24 hours, was largely vitamin A ester. The rise of the vitamin level in liver after administering vitamin A alcohol, A ester, and β-carotene was 26.7,33.6 and 5.3%, respectively, of the dose. The rise of vitamin A in liver after administering β-carotene was about 40% of that after administering the same I.U. of vitamin A.
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