窒素固定菌Pseudomonas sp. による低級アルコールおよびグルコールからの多糖類の生産
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概要
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土壌より新たに単離した窒素固定細菌, Pseudomonas sp. を種々の石油化学製品を炭素源として培養し, 菌体外多糖類の生産性をしらべた。炭素源としてはエタノール, エチレングリコール, n-プロパノール, トリメチレングリコール, グリセロールがすぐれていた.単離菌は空気中の窒素を固定してこれらの化合物を資化したが, 多糖類の生成には酵母エキスや肉エキスのような天然物, あるいは弱酸のアンモニウム塩の添加が必須であった.多糖類生成に対する至適pHは8付近, 至適温度は25-30℃であり, また通気量は大きい方が良好であった.用いた条件下で最高6.6mg/ml(グルコース換算)の糖が得られた.
- 1974-10-25
著者
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田中 渥夫
京都大学 工学部 工業化学
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福井 三郎
京都大学 工学部 工業化学
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寺西 豊
三菱化学・総研
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鍋島 成泰
京都大学 工学部 工業化学教室
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張 康生
京都大学 工学部 工業化学教室
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寺西 豊
京都大学 工学部 工業化学教室
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