竹材の物理的性質に関する研究(第8報) : 開花竹の材質について
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概要
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佐渡郡赤泊村で開花したマダケ(4〜6年生)の材質を試験した。開花による材質の劣弱化は比重及び圧縮強さにおいてみられ, この傾向は開花後伐採されずに林内に残されたものにおいて特に著しいようである。このようなことは曲げ試験の結果ではみられなかつた。ただ個体内の偏差が大きく最低値は相当に低い。なお, 竹材については今迄皆無であつた衝撃曲げ試験を行つた。収縮試験も行つたが普通竹と近似の収縮率を与えた。
- 日本森林学会の論文
- 1958-09-25
著者
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