立体構造の拘束体による砕石路盤の補強
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概要
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砕石路盤の剛性を高めて路盤砕石の路床への沈下を軽減し, 荷重を分散する工法として, ジオグリッドを立体形にし, その中に砕石を入れ拘束する方法を提出した。ジオグリッドを用いた砕石路盤の拘束は, 従来路床土と砕石層との境に敷設して行われており, この方法と立体形により拘束した場合について比較実験を行った。この結果, 載荷部沈下量は, 立体形の場合には敷設よりも小さくなり, 荷重の分散効果も大きいことが確認された。パラメータu_t/u_sは, 路盤効果を表し, 具体的には砕石路盤の剛性を意味する。路盤効果は, 敷設と立体形とを組み合わせた場合が最も大きくなった。
- 日本森林学会の論文
- 1999-05-16
著者
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