STNとDIALOGによるENERGYファイルの利用に関するアンケート結果 (RESPONSES TO STN AND DIALOG QUESTIONNAIRES COMPARED : ETDE/OA-70)(投稿論文)
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概要
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ENERGYファイルとは,DIALOGオンラインシステム上では「DOE ENERGY」(FILENUMBER 103,104)を,STN上では「ENERGY」を指す。ENERGYファイルは,元来米国エネルギー省科学技術情報局(CSTI)が1974年以来,原子力を含む「エネルギーデータベース(EDB)」として1986年まで蓄積してきた約200万件のデータがもとになっている。こうしたなかで,データの収集を容易にし,米国のコスト負担を軽減するために,OECDの国際エネルギー機関(IEA)を中心とする国際協力に基づく情報システムに衣替えすることになった。1987年1月にエネルギー技術データ交換計画(Energy Technology Data Exchange:ETDE)として,カナダ,デンマーク,西ドイツ,フィンランド,日本,オランダ,ノルウェー,スペイン,スウェーデン,イギリス,米国の計11ヵ国が参加して発足し,その後イタリア,フランス,スイスが順次加入した。その結果,1986年以前の分までも含めて参加国はENERGYファイルを利用できるようになった。日本はそれまで利用できなかった1974年以降の「エネルギーデータベース(EDB)」に加え,1948年以来米国原子力委員会が30年近く蓄積してきた「Nuclear Science Abstracts:NSA」も,この計画参加によって利用できるようになった。本報告は,DIALOGおよびSTNによって1990年10月に全世界のENERGYファイル利用者に発送されたアンケートをまとめたものである。そして,ETDE第9回執行委員会(1991年4月,テネシー州ガトリンバーグで開催)に報告された。なお,図表類は見やすくするために一部作成し直した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1992-02-01
著者
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