Z39.50による新たな目録作成システムを求めて : 国際基督教大学図書館での個別版Gateway-CATの活用(<特集>Z39.50)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国際基督教大学図書館の洋書の目録は, UTLAS(現在はカナダのISM社のCATSS:日本では初期の呼称UTLASで知られる。)を利用してきたが, A-G.Canada社に移管されたのを機に, 丸善が我が国での提供を終了することになったので, 新たな目録作成方法の可能性を模索してきた。本学図書館は, 丸善の開発したZ39.50を利用した個別版Gateway-CATを採用して, 目録作業の切り替えを準備している。そこに至るまでの経緯と今後の展開について報告する。Z39.50という規格の確立によって, 北米の書誌ユーティリティや大学図書館を中心に広く採用され, 目録データを検索できる環境が整いつつある。日本でも, この技術を活用すれば, 海外の目録データを検索することや提供することが可能になる。データ構造の標準化は, 図書館システムの世代交代を保証するものである。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1998-03-01
著者
関連論文
- 情報メディアの変化と大学図書館の対応 : 国際基督教大学図書館を事例として
- 図書館システム管理の現場から(第5回)世界中の図書の中身を検索する--1冊数分でスキャンする
- 図書館システム管理の現場から(第4回)現代の超巨大コンピュータ--世界中のデータを検索するコンピュータとは
- Web2.0が導く新たな地平 新しい図書館システムを求めて(図書館とWeb2.0)
- 図書全文検索と図書館システム(Infoproならこれを読んでおこう)
- 図書館システムを評価する視点(図書館システムと評価)
- 図書館WebOPACを活用した電子情報の提供(電子ジャーナル)
- 高密度保管書架としての自動化書庫の事例報告--国際基督教大学図書館における自動化書庫システムの活用 (第18回大学図書館研究集会記録 21世紀における大学図書館の役割と責務--社会の多様化・個性化・共同化に対応した情報資産の蓄積、活用及び展開) -- (第3分科会:所蔵情報の公開と資料保存及び共同化)
- Z39.50による新たな目録作成システムを求めて : 国際基督教大学図書館での個別版Gateway-CATの活用(Z39.50)
- 日本の図書館システムの現状 (特集 多様化する図書館システム)
- 日本の図書館システムの現状(多様化する図書館システム)
- コンピュータの進化と図書館システムの進化:図書館システムビッグバン40年間の旅へ (特集 図書館システム)