海外における電子出版の最新動向 : 学術分野の電子ブックを中心に(<特集>学術情報流通としての出版)
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概要
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数年前には,電子ブックの急速な成長が見込まれていたが,そのような電子ブック革命は大きく後退してしまった。多くのプレイヤーが退場したが,電子ブックが死滅したわけではない。例えば,学術・研究領域のような,いくつかの電子ブックの領域においては,生存し続けているといえる。電子ブックのプレイヤーは,学術プロジェクト,学術出版社,アグリゲーションサービス,商業出版社,ソフト会社の5つのグループに分類できる。最近の特徴としては,アグリゲーションサービスと学術出版社が電子ブックのサービスを拡大していることがあげられる。電子ブックの発展の方向性について,オリジナル書籍間の連携,情報検索機能,他の情報源とのリンクなどの視点から考察した。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2003-09-01
著者
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