ブロックソート圧縮アルゴリズムを用いたプログラム・コード圧縮
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概要
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テキストやファイルなどのシリアル・データを圧縮するためによく使われている高効率な圧縮法は, プログラム・コードの圧縮にそのまま利用するには問題がある.特に, LZ圧縮法は, ランダムに分岐した先で圧縮された命令コードを復号しながら解釈・実行することが困難である.そこで, LZ法並の圧縮効率を持つブロックソート圧縮アルゴリズムがランダムな位置から復号化できる性質をもっているので, それを応用することを検討する.ブロックソート圧縮法では, コード列全体を巡回シフトし, 適当に順序付け整列して配列をつくり, 同じコードが連続しやすい最後列のみを圧縮符号化する.本提案では, ランダムに分岐した先で即復号しやすいように, 最後列の整列前後の位置対応関係そのものを保存して圧縮符号化する方式を検討する.また, コード効率の悪いVLIW(Very Long Instruction Word)コードの圧縮にも応用する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-27
著者
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