『システム性能評価用のOSモデル』
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概要
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システム構築の現場では、後々の性能問題の発生を防ぐため事前に性能を予測するツールが要求されている。従来から、性能評価ツールとして、待行列網理論をベースにしたモデルによるシミュレーションが利用されているが、モデルの作成が必ずしも容易ではなかった。その一つの理由として、オペレーティングシステム(以下OS)の動作のモデル化が困難であることがあげられる。OSの資源管理アルゴリズムが複雑であることに加えて、様々のOS毎に逐一モデルを構築することが手間を要するからである。本稿ではオブジェクト指向を利用して、OSのシミュレーションモデルを系統的に構築する試みを紹介する。様々なOSに共通に見い出せるメカニズムをベースクラスの手続きとして組み込んでおき、各OSに固有の動作はサブクラスの手続きとして実装する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-06-23
著者
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前田 誠司
(株)東芝研究開発センター
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柿元 満
(株)東芝研究開発センター
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柿元 満
東芝 研究開発セ
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高橋 敏哉
(株)東芝研究開発センター情報・通信システム研究所
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前田 誠司
(株)東芝
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前田 誠司
(株)東芝研究開発センター情報・通信システム研究所
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高橋 敏哉
(株)東芝 研究開発センター
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柿元 満
(株)東芝
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