タバコモザイクウイルス威染による Nicotiana glutinosa の壊死斑形成を過敏感反応と称するのは不適当である
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概要
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Cyto1ogical evidences offered by several authors on the leaf ce11 of Nicotiana glutinosa inoculated with tobacco mosaic virus (TMV) revealed that the degeneration process of the host protoplasm, that began by disorganization of ch1oroplast and nucleus, fo11owed by accumulation of brown pigment within the degenerated protoplasm, proceeded in para11el with TMV reproduction. The necrotic lesion of N. glutinosa by TMV infection usua11y increased in size especia11y in case of young lesion (Fig.1). Occasiona11y, TMV escaped from the necrotic lesion of N. glutinosa, reached the stem-tip passing through inner tissue, without leaving any outer symptom of infection on the stem, and caused stem-tip necrosis (Fig.2). Then the necrotic lesion spreaded systemica11y down to the whole plant tissue. The necrotic lesion of N. glulinosa by TMV infection, that increases in size and even tras1ocates, is entirely different in its nature from the necrotic lesion formed within the peripheral zone of a hypersensitive wheat variety against the invasion of an incompatible race of the ob1igate parasite, Puccinia gralninis. On the contrary, the necrotic lesion of N. glutinosa may be compared with the diseased spot of a moderately susceptible bean plant affected with Co1letotrichum 1indemuthianum.
- 日本植物病理学会の論文
- 1968-01-31
著者
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