3次スプライン補間のためのデータ選択の一手法
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概要
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3次スプライン関数を用いて有限個のデータを補間するとき,データ点の配置がいかなる場合に,データに忠実な補間が行えるかの検討をし,最適データ点列に関する定式化を行う.この目的のために de Boor によって提案された折線近似に関する理論を応用し,3次スプライン補間という見地からの最適な点列に関する定義,および与えられた点列の評価法を与える.さらに適用例として,最適データ点列の生成,データ点列の評価,およびデータ追加を実行し,提案手法の評価を行う.本論文で得られた結果は,デザイナの求めたい曲線,曲面,あるいは,データを与える源である信号を処理するのに用いることができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-01-15
著者
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