第2種不完全複素楕円積分の全域かつ一様近似
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概要
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第2種不完全複素楕円積分を複索Landen変換を用いて全域かつ一様近似する方法を提示する. 本論文のおもな内容は次のようなものである. 1)第2種不完全複素楕円積分を定積分と一次式の和で表す. 2)上昇複素Landen変換により, 積分区間の端点の代数的特異性を解消し, 対数特異点を新たな積分区間から離す. 3)定積分項へのGauss-Chebyshev積分則の適用とその誤差解析. 4)数値例. 数値例は本方法が第2種不完全複素楕円積分の数値計算法として有効かつ実用的であることを示している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1985-01-15
著者
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