大局的情報の利用を考慮した誤り回復構文解析の一手法
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概要
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本論文では, 誤り回復コンパイラに対する一つの提案を述べる. この提案は, 語い解析の段階で式および代入文を一まとまりの単位として認識することによって, 構文解析段階での先読みによる誤り回復能力を高めようとするものである. これによって, 大部分の誤り回復は局所的な構文解析によって行うことができ, 残された誤りも大局的構文解析によって回復できる. この方法は, 現在実用に供されているコンパイラに比べて, 誤りの出現により原プログラムが読みとばされる部分を少なくすることができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1983-07-15
著者
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