プロトコル仕様記述言語を入力とする制御回路の機能合成
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概要
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本論文ではプロトコル仕様記述言語SAL(Service Additional Language)で記述されたプロトコル仕様記述から制御回路を合成する新しい手法を提案する.本手法は,設計者が続態を陽に意識することなく記述した抽象度の高いメッセージシーケンス記述によりプロトコルの断片的仕様を入力として,ハードウェア記述言語(HDL)により有限状態機械(FSM)の記述を生成する.本手法をOSI FTAM(File Transfer,Accessand Management)のメッセージシーケンスの例に適用した結果,仕様記述から論理合成可能なHDL記述を自動生成でき,大幅に設計期間を短縮できることを確認した.
- 1994-02-15
著者
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宮崎 敏明
Nttlsi研究所設計システム研究部 Ntt伝送システム研究所伝送処理研究部
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星野 民夫
Nttlsi研究所設計システム研究部
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小林 哲雄
Nttlsi研究所設計システム研究部 Ntt交換システム研究所伝達装置研究部
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