WWW環境における研究情報サービスシステムの構築と評価
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概要
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本論文では次のような特徴を持つ研究情報サービスシステムを構築し, 評価する.(1)紙媒体で入手したニュース系情報を電子化して, ネットワーク経由で遅滞なく配信するシステム.(2)インターネットのホームページの新着記事を収集し, キーワードを抽出して配信するシステム.(3)ウェブ閲覧ソフトでニュース系情報と図書系データベースを統一的に閲覧できるネットワークサービスを提供するシステム.本システムを利用者約600人の職場で評価した結果, ニュース系閲覧サービスで250人/日, 図書系サービスで46人/日, プッシュ型(配信型)サービスで50〜57人/日の利用者があった.研究情報の伝達迅速化では, 次の結果が得られた.(a)従来, 約4時間要していた紙媒体情報の配信を約2時間に短縮できた.(b)従来, 約1週間遅れで閲覧されていたワールドワイドウェブの新着記事に対し, 12時間以内に要約情報を配信できるようになった.(c)従来, 図書室に出向く必要のあった図書データの検索を, 利用者の端末からウェブ閲覧ソフトで利用できるようになった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-07-15
著者
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