WWW-RDB連携システムの開発
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概要
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WWW(World-Wide Web)-RDB(Relational Database)連携システムの提案と評価を行った.RDBとのインタフェースは,HTML(hypertext Markup Language)ファイルとWWWブラウザからは見えないサーバ上のSQL(Structured Query Language)ファイルで記述される.キャッシュ機構の装備およびCGI(Common Gateway Interface)を経由せず,RDBとのインタフェースをWWWサーバーに内蔵させることにより高性能化を実現した.WWWブラウザで実現できるユーザー・インタフェースには限界があるため,よりユーザーフレンドリーなインタフェースに対応するため,RDBピュアを開発した.数種類のクエリについて性能を実測・評価し,実用上十分な性能が得られることを明らかにした.オーバオールなしレスポンスタイムは1.16〜2.74秒であった.キャッシュ機構を働かせた場合,レスポンスタイムは2.74秒から1.14秒に短縮した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-02-15
著者
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