Spatial Parser Generatorを持ったビジュアルシステム(<特集>次世代ヒューマンインタフェース・インタラクション)
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概要
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ビジュアルプログラミングシステムや, 特定用途の図形エディタでは対象となる図が図形を用いた言語(図形言語)であるために図形言語の解析を行う部分(Spatial Parser)を実装する必要があった.しかし個々のアプリケーションごとにSpatial Parserを実装するのは困難で時間のかかる仕事であった.また, これまでのSpatial Parsingアルゴリズムは解析を行うことに主眼がおかれ, その結果に基づいて何らかのコードを実行するというものは少なかった.本研究ではSpatial Parsingアルゴリズムの1つであるCMGにactionの概念を追加することで, 実際に行った解析結果を利用した動作を行えるようにした.次に本研究ではSpatial Parser Generatorを持つことにより, 図形言語の文法を動作を与えることで様々な図形言語に対応することができるシステム「恵比寿」を作成した.恵比寿ではまずはじめに図形を用いて入力し, それからCMGを半自動的に生成するため, 直感的に図形言語の文法と動作を定義できる.さらに恵比寿では一度解析が終了すると文法に基づいて図形間に制約が課せられる.本論文では最後に恵比寿上でアプリケーションを作成する例を3つ示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-05-15
著者
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