線分と疑似濃淡の保存を考慮した文書画像の縮小変換法(<特集>新世代データベース技術 : インターネット・マルチメディア・モーバイルを中心として)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
通信装置間の画像伝送や画像編集において, 疑似濃淡領域を含む文書画像に対する倍率変換の高画質化が求められている.疑似濃淡領域を含む文書画像を含む文書画像を対象に, 領域識別型の倍率変換法を提案し, 3/8倍以上の倍率での有効性をすでに報告した.本論文では, さらに低倍率域を対象に, 線分の形状と疑似濃淡の階調性を保存する領域識別型の縮小変換法を提案する.本手法による縮小画像を対象として6名の被験者による主観評価実験を実施した.その結果, 従来の領域識別手法と比べ, 5段階評価で最高1.7, 平均1.1ポイントの高画質化を達成した.これは, 従来の一様な処理手法と比べ, 最高2.6, 平均1.6ポイントの高画質化に相当する.
- 1998-04-15
著者
関連論文
- キャッシュメモリと共有メモリをもつディスクアレーの高速化手法(計算機システム)
- 画像ファイルシステムの高速検索表示
- 画像圧縮伸長の高速化方式
- テキスト圧縮を用いた全文検索高速化の一手法
- 文書画像の傾き角度検出精度の評価
- 線分と疑似濃淡の保存を考慮した文書画像の縮小変換法(新世代データベース技術 : インターネット・マルチメディア・モーバイルを中心として)
- 擬似濃淡領域を含む文書画像の倍率変換に関する一手法
- MMR符号の削減手法に関する比較評価