502. 日本産小型有孔虫類の殻構造 : その 2. Pararotalia nipponica (ASANO, 1936)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Rotalia nipponica ASANOの内部構造をくわしく記載し, それがPararotalia属に入るとした。また, その構造と文献の検討より, 同属にみられる諸性質, 特に歯板とその周辺部の従来の記載について, 大いに修正すべき点を見出した。なお, Rotalia ozawai ASANO, 1951, が本種の幼小型にすぎないことも, 殻構造や現世堆積物中の産状から確めた。
- 日本古生物学会の論文
- 1966-04-20
著者
-
氏家 宏
Department of Marine Sciences, University of the Ryukyus
-
氏家 宏
Department Of Marine Sciences University Of The Ryukyus
関連論文
- 相良層群産初期鮮新世-後期中新世浮遊性有孔虫化石
- 沖縄本島南部における上部新生界微化石層序 : 第 1 部.石灰質超微化石分帯, 及び浮遊性有孔虫化石帯との対比
- 北西北海道後期新生代の化石層序学的, 古地磁気学的, 堆積学的研究
- 南極海インド洋セクター堆積物コアに認められた,上方へ古くなる浮遊性有孔虫AMC14C年代値
- 嘉陽層産ヌムリテス・アマクサエンシスの琉球弧地史における意義(200号記念号)
- 日本海ピストン・コアに認められた第四紀底棲有孔虫群集の変化
- 973. 過去 210, 000 年間における半深海性有孔虫群集変化 : 南琉球弧・石垣島南方沖ピストンコアからの情報
- 622. 山陰沖産ピストン・コア中の完新統一最上部更新統浮遊性有孔虫
- 502. 日本産小型有孔虫類の殻構造 : その 2. Pararotalia nipponica (ASANO, 1936)
- 沖縄本島南部における上部新生界微化石層序 : 第 2 部, 浮遊性有孔虫の産状と若干の分類学的所見
- 北マダガスカル, ディエゴ・スアレ産セノマニアン浮遊性有孔虫類
- 日本海ピストン・コアの岩相と浮遊性有孔虫
- 山梨県南巨摩郡中富町付近に発達する静川層群の浮遊性有孔虫層序
- 浮游性有孔虫新属 Prosphaeroidinella
- 有孔虫 Elphidium 類における retral process の走査型電子顕微鏡像
- 静岡県女神累層産初期中新世浮遊性有孔虫群について