異文化コラボレーションにおける感情サポートキャラクターの効用
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概要
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本論文では異文化コラボレーションにおける参加者の感情表出を支援するキャラクターの効果分析結果を報告する.評価実験は日中間の研究者が感情サポートキャラクター付きの多言語掲示板を使ってディスカッションを行うもので,ログとアンケートを分析することにより効果を測定した.感情サポートキャラクターは,メッセージの内容理解を助け,参加者の参加意欲や親近感を向上させる効果を持っている一方,キャラクターそのものや表情の解釈および使用状況には文化間で差異が認められた.表情付きのキャラクターがインスタントメッセンジャーやチャットで多用され,日常コミュニケーションだけでなくビジネスや研究という異文化コラボレーションにおいても使用される現在,使用者は表情の使用に留意が必要であるとともに,文化を超えて正しく理解されるキャラクターデザインや表情デザインが望まれる.
- 2004-10-28
著者
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神田 智子
京都大学経営管理大学院
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神田 智子
大阪工業大学情報科学部
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神田 智子
京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻
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神田 智子
科学技術振興機構crestデジタルシティのユニバーサルデザイン・プロジェクト:京都大学大学院情報学研究科
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神田 智子
博報堂研究開発局
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