有機的プログラム : 文脈に厚いシステムにむけて
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概要
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伝統的なAI研究では、知るべきすべてがあらかじめ判明しているとの仮説-閉世界仮説-の下で多くの研究がなされてきた。近年、問題解決の最中にも条件が変化しうる開世界のもとでの問題解決を研究しようとする動きが急速に起こってきた。「文脈に厚いシステム」は、問題解決の環境変化に柔軟に対処する能力において高いシステムを表し、本研究ではそういったシステムの基本的な枠粗に関して幾つかの提案を行なう。本稿ではまず、AIの従来研究-問題解決、計画問題、プログラム合成など-を統合する見方を示す。次にその見方の下で、同一の機能を持つ複数の計算主体が要求に応じて自己組織化し問題を解決するための一つのモデルを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-08-26
著者
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