高齢者の生活ミニマムの維持と商店街の戦略 : 長崎県福江市における民間型の公共交通(巡回バス)の運行
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概要
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長崎県福江市で,福江商工会議所(ふくえTMO)による民間主導型のコミュニティバスが運行されている。民間の団体によるコミュニティバスの運行は,日本の離島地域で最初であるだけでなく,地域に既存の社会資源を活用する試み,また,高齢者の生活ミニマムの維持の役割を果たすことで,中心市街地の復権をめざしたものである。本稿では,商工会議所による巡回バスの運行の経緯と社会的特性,そして,民間団体による生活ミニマムの維持の社会的意義について議論する。
- 2004-02-17
著者
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