磨耗を考慮した砥粒の熱応力 : 第1報,球状に磨耗した円すい形砥粒について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
摩耗を考慮した砥粒形状の一つとして, 球状に摩耗した円すい形砥粒を考えて, 研削熱による温度分布と熱応力の分布を数値解析した. この砥粒形状を表すために, 二つの球座標系と, 特に考案した特殊な座標系, 平行円すい座標系を導入した. 熱応力の数値解析には緩和法をもとに考案した数値解析法を用いた. その結果, 球状に摩耗した砥粒は熱応力のみによって破壊する可能性のあることが見いだされた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1982-05-25
著者
関連論文
- 超大型ダンプトラック用タイヤハンドラーの開発に関する研究
- 旋削用NC言語による非回転体旋削システム
- 非接触走査形半径差比較システムによる砥石寸法挙動の自動計測
- ダイレクトコントロール方式による形状適応切削システム
- 機械式車輪スリップ率検出機の試作
- チェンソーの振動特性に関する基礎的研究
- エキシマレーザアニール装置(精密工学の最前線)
- 2. 加工技術の研究状況 : 2・1 切削加工(機械工学年鑑(1993年)加工学・加工機器)
- 12・2・2研削加工 : 12・2加工技術の研究状況 : 12.切削・工作機械
- NCルータ加工における切削面粗さの解析 : 木質素材の繊維走行性の影響
- 刃先点近傍における温度分布と発生熱の配分の数値解析 : 第2報,α≦0でφが大なる二次元切削について
- 刃先点近傍における温度分布と発生熱の配分の数値解析 : 第1報,0≦α≦φなる二次元切削について
- 研削における工具 被削材の寸法挙動 : 第2報,半径差比較法のパソコンによる自動化
- 研削における工具・被削材の寸法挙動 : 第1報,砥石温度分布と熱膨張・摩耗
- らせん形従動回転工具による切削機構 : 第2報,DRS工具による工具従動をともなう三次元切削模型の定量的設定
- らせん形従動回転工具による切削機構 : 第1報,切りくず生成機構と工具回転機構の実験的解析
- 磨耗を考慮した砥粒の熱応力 : 第1報,球状に磨耗した円すい形砥粒について
- 研削熱による砥粒の熱応力 : その2
- 木材加工における工学的解析
- 大森 整 著, 「ELID研削加工技術-基礎開発から実用ノウハウまで-」, 工業調査会, 2000年6月発行, A5判, 358ページ
- 総形ドレッシングを要しないボールナット内研創成法の開発
- 総形ドレッシングを要しないボールねじ研削法 : 不整形砥石による創成
- 総形ドレッシングを要しないコンピュータ支援めねじ研削
- 総形ドレッシングを要しないボールねじ研削法 : ボールねじ測定および形状解析システムの開発
- 総形ドレッシングを要しないボールねじ研削法 : 砥石軸二次元設定と1パス加工法
- 総形ドレッシングを要しないボールねじ研削法